悪玉コレステロールってなに?
まず、ひとの血液中には様々な脂質と呼ばれるものがあります。代表的なものに、HDLコレステロール・LDLコレステロール・トリグリセリド・リン脂質・脂肪酸などです。
この中の、LDLコレステロールが悪玉コレステロールと言われているものです。
コレステロールは、悪者なの?
いえ、そうでもありません。
『うっそ〜‼︎』と思ったひとも多いのではないでしょうか。
しかし、コレステロールは、細胞膜、性ホルモンや副腎皮質ホルモン、神経線維を包む鞘、胆汁酸、ビタミンDの原料でからだになくてはならない大切なものです。
ね、意外と頑張り屋でしょ(笑)
LDLコレステロールが悪玉なのです‼︎
LDLコレステロールが高値になってくると、冠動脈疾患の危険因子になります。
基準値 60〜139mg/dℓ
つまり140mg/dℓ以上から高LDLコレステロール血症となる(日本動脈効果学会ガイドライン)。
高LDLコレステロール血症になると、脳梗塞や心筋梗塞になってしまう危険性が高まります。
私の従兄弟も、心筋梗塞からの心肺停止による低酸素脳症となり5年間の植物状態となりそのまま他界しました。まだ、45歳でした…高校生と大学生の子供がふたりです。
LDLコレステロールを下げるにはどうするの
バランスのとれた食生活とともに、生活習慣病予防の柱となるのが、適度な運動習慣です。日頃から運動を行なっているひとと、そうでないひとを比べると、前者のほうが糖尿病や心筋梗塞の発症率が低く、寿命も長い、という研究結果は1960年代ころから盛んに報告されており、運動と健康の密接なかかわりが、医学的にも証明されています。
代謝能力を活性化させる
運動をつづけていると、血中の中性脂肪の低減や内臓脂肪の消費が促進されるのに加えて、糖分を代謝するインスリンのはたらきが活発になり、血糖値の急激な上昇が抑制されます。その結果、糖尿病や脂質異常症、高尿酸血症、メタボリックシンドロームなどの予防、改善にも役立ちます。
よく歩くひとは、血液中の中性脂肪とLDLコレステロール値が低くなり、逆に善玉のHDLコレステロール値が高くなるという研究結果も出ています。
犬の散歩をしている人には、太っている人はあまり見ませんよね(^ω^)
稀に、犬も飼い主も大きな姿を見るかな(^^;)
有酸素運動がやっぱりいい
呼吸が乱れない程度で、ゆっくり30分以上かけて行うことです。体内の脂肪が燃焼し始めるには30分ほどかかると言われています。
☆ウォーキング 歩幅が自分の身長から100cm引いたもので、背筋を伸ばし胸を張り、腕をしっかり振りながら歩くことです。ポケモンgoをしながらウォーキングをするのがおすすめです。ただ周りに気をつけながら行いましょう。
☆ジョギング 体力に自信がついてきたら、マラソン大会にエントリーして行うのもおすすめです。
☆サイクリング
☆水泳 足と腰に負担がかからないのでおすすめです。
などをして頑張りましょう!