健康を考えよう〜人生100年時代の到来

Pocket

スポンサーリンク

健康でいるためには何をしたらいいのか

健康を考えよう〜

健康を考えよう〜健康と向き合いませんか?日本人の平均寿命は、著しい伸びを示し、世界有数の長寿国となりましたが、少子高齢化が進むなか高齢者の寝たきりや認知症の増加、大気汚染や水質汚染などの環境汚染、交通事故や過労死の報道など、わが国の健康を脅かす要因は決して減ってはいません。

健康阻害要因として、生活環境要因(エレベーターやエスカレータが増え運動不足に拍車がかかっています)や食生活要因(日本古来からの知恵である塩漬けや砂糖漬けや食の欧米化)や社会環境要因(テクノストレスといわれるITについていけない中高年者の増加)喫煙や受動喫煙や飲酒などが考えられます。

これらの健康阻害要因をなるべく排除して、健康でいるための努力を自ら行いましょう。運動をする習慣を作ったり、食べ物に気を遣ったり、煙草や飲酒と上手に付き合う方法を考えましょう。地球環境の保全は私たちの健康へも繋がっていることも自覚しましょう。

健康を考えよう〜人生100年時代の到来という健康を脅かす地球の環境汚染

 

健康とは何か〜

世界保険機関(WHO:World Health Organization)憲章の前文に「健康とは、身体的、精神的ならびに社会的に完全に良好な状態にあることであり、単に病気や虚弱でないことにとどまるものではない。到達しうる最高度の健康を享受することは、人種・宗教・政治的信念・経済的ないし社会的地位のいかんにかかわらず、すべての人類の基本的権利の1つである」とあります。

わが国の日本国憲法第25条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」とあります。

そして健康感とは、人それぞれです。身体的な健康状態に異常がなくても、運動不足、睡眠不足、ストレスといったものを生活の上で感じていれば、自分は健康ではないと感じる人もいます。逆に、たとえ身体的に異常があったとしても、環境や生活の調和が感じられ、充実した日常生活を送っていれば、健康だと感じる人もいます。健康の保持・増進を図っていくためには、自覚的な健康感を高めることを考えていくことも大切です。

健康を考えよう〜人生100年時代の到来、明るく元気で健康的な家族

 

健康度として考えてみましょう

先ほど健康感は、人それぞれ違うというお話をしました。ここでいくつかの健康度の段階を考えていきましょう。

健康:検査結果に何ら異常がなく、元気な人

健康:いくらか異常はあるが、普通の社会生活の出来る人

半健康:異常の程度からみて、普通の仕事や身体活動で苦痛を生じたり、病状を悪化させる心配のある「要注意」の人

病気:異常の程度が強く、「要治療」の人

末期

の5つのパターンに分けられると思います。

今は健康とはいえ、栄養に配慮しない食事や運動不足やストレスを強く感じる生活や睡眠不足や多量の飲酒に喫煙(受動喫煙)や環境汚染による公害に日々関わっていたらどうですか?そして、体調を崩してしまったり、体力の低下を感じたり、疲れやすさを実感したり、肥満であることに気が付いたりすると病気になるのではないかと心配になりますよね。

また、原因が判明していないがんや、自分の努力では防ぐことが難しいウイルス性の感染症などに対しても多くの人が不安を感じていると思います。それらはすべて病気への恐怖といった形で健康不安を起こしていくことになります。健康不安に対して、不安が除けるように健康志向を高め、正しい知識に基づいて行動することが大切です。

健康を考えよう〜人生100年時代の到来、健康になりたいと考えている肥満男性

 

健康に意欲を出しましょう

健康は予防できます

健康は本人が心身を大切にして、健康生活を守っていかなければ確保することはできません。当然、本人の健康に対する意欲が大切であるということが大前提となってきます。とはいえ本人だけの力で健康を維持し続けるのは難しいものでもあります。そこで医療機関、社会福祉機関、行政機関、住民組織などが連携して、一次予防から三次予防に至るまでの包括保健・医療を実践していくことが重要であります。

一次予防とは、病気の原因を究明し、その原因を除去、是正したりすることによって、病気にかからないように普段から健康増進に努めることを言います。

一次予防としては、健康教育、食生活の改善、適度な運動、禁煙、生活環境の改善、予防接種、災害・事故の防止などが挙げられます。

 

二次予防とは、病気になっても病気の症状が進展したり、また死に至ることがないように早期発見・早期治療をしていくことを言います。

二次予防としては、脳卒中や心筋梗塞などの重要な危険因子の早期発見を目的とした一般健康診断や特定健康診査、肺がんや胃がん、大腸がん、子宮がん、乳がんなどの早期発見を目的としたがん検診、そのほかの各種スクリーニング検査などがあります。

 

三次予防とは、病気や障害の進行防止、病気の再発防止、機能回復・機能維持のためのリハビリテーションなど、病気や障害にかかった後の対策のことを言います。

生活習慣病の場合は、ほとんど自覚症状がないために、自ら進んで医療機関に検査を受けに行く人は少ないです。二次予防の段階で、早期発見・早期治療となればいいですが、様々な症状が現れてから医療機関を訪れたときには、病気の重症化防止、後遺症の防止、死の防止を目的とした治療が必要となってきます。

まずは、健康診断を一年に一度は受けるようにしましょう。そして、検査結果に異常があればそれを改善するために気を付けなければならない点を先生から教えてもらいましょう。更には、検査結果に異常がない場合でも日頃の生活に自信がない人は早めに健康のプロの方がたに相談するのも大切です。

これからは、人生100年時代です。健康寿命を延伸させて自分の人生を自分の意志を持って最後まで生活していられるようにしたいものですね。

生活習慣の見直しのタイミングは今ですよ。早ければ早いほど間に合います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク