夏も終わりに近づき秋がもう少しでやって来ます。今年の夏は、全国的に湿度が高く大変な思いをした人が多いのではないでしょうか?
熱中症対策には、体の中の温度を上げない事です。
水分補給と塩分補給が大切ですね!と話が夏の話になりそうですので戻します。
秋と言えば、「食欲の秋」と連想される方も多いですよね。私も食べる事が、大好きなので秋をすごく楽しみにしています。
秋に健康診断を受ける(メタボリックシンドローム)の判定
さて、皆さん健康診断は、定期的に受けていますか?
これからの季節は、スーパーやデパートには沢山の美味しい食べ物たちが所狭しと並びます。さんまに栗にさつまいもに松茸に果物に新米も!
あれもこれも食べたいですね! がしかしです!!!
先ずは、今のご自身の身体の状態を認識してからにしましょう。病気の元は、自分で作成しているとご存知ですか?
高血圧・脂質異常症・糖尿病は、栄養の取り過ぎと運動不足が引き金となっています。
つまり、食べる量と代謝される量が等しくなければ…わかりますよね。
食べ過ぎは、肥満に繋がります。
健康診断の検査項目にLDLコレステロールというものがあります。LDLコレステロールとは、俗に悪玉コレステロールと言われ動脈硬化と深い関係にあります。
LDLコレステロールの値が高いと言われら、動脈硬化を心配してください。動脈硬化が進行すると、高血圧や糖尿病や心筋梗塞や脳梗塞になる危険があります。
認知症になってしまう原因としては、脳血管障害と肥満からの生活習慣病があります。
メタボリックシンドロームの判定基準
その前にメタボリックシンドロームとは、肥満を背景として血液中の糖や脂肪を分解する体の代謝が正常でなくなる症候群のことをいいます。
診断基準は、内臓脂肪型肥満であることが前提となっていて、「血中脂質」「血圧」「血糖」の3項目の検査値のうち、2項目以上が基準値が超えているかどうかで診断する。
・腹囲(へそ周り)内臓脂肪の蓄積
男性 85cm以上
女性 90cm以上
➕
以下の2項目以上
・脂質異常
中性脂肪 150mg/dl以上 又は HDLコレステロール 40mg/dl未満
・高血圧
収縮期血圧 130mmHg以上かつ/又は
拡張期血圧 85mmHg以上
・高血糖
空腹時血糖 110mg/dl以上
メタボリックシンドロームの予防
メタボリックシンドロームの予防としては、食べ過ぎはもちろん動物性脂質の取りすぎに気をつけ、運動をすることを心がけましょう。
・適正な体重を意識して維持しましょう
・腹八分目を心がけ、バランスの取れた規則正しい食事をする
・動物性脂肪の過剰摂取、間食を控える(お菓子やジュースなど)
・適度な飲酒量を守る
・毎日適度な運動をする
・十分な睡眠をとる
・ストレスを溜めない
・禁煙する
健康診断の大切さ
健康診断は、人間の体の通知表です。
学生時代に学業で成績の良い通知表を目指していた人も、そうでなかった人も健康の通知表は気にしましょう!
人は誰しも、自覚症状が出ていなければ自分の体のことに無関心でいてしまっていると思います。
ですが、自覚症状が出てしまってからでは大にして遅いです。
脂質異常症ですよって言われても何だかんだよく分からないな〜と思いますよね。
そのうちあなたは、心筋梗塞や脳梗塞になりますよって遠回し言われているんですよ!
成績通知表である健康診断の結果が返ってきた時から気にしましょう!生活習慣を改めましょう!
病気のリスクを回避できると教えてくれているんですよ!