健康ということに興味がない

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健康について考えませんか?

今、日本は超高齢化社会に入っています。高齢者化社会とは、65歳以上の人口が全人口に対して7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢化社会」です。

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健康ってどういうこと

 

世界保険機関(WHO)憲章では、

健康とは、身体的、精神的ならびに社会的に完全に良好な状態にあることであり、単に病気や虚弱でないことにとどまるものではない。到達しうる最高度の健康を享受することは、人種・宗教・政治的信念・経済的ないし社会的地位のいかんにかかわらず、すべての人類の基本的権利の1つである

といわれています。

多くの人は、私の体感ですが健康に興味がないように感じています。それは、自分自身が病気になり苦しむことがなければ自分のしたいように生活をするものだからです。

これは私自身も含め全くもって自然な行動だと思います。普段の生活行動で困ることがなく過ごせているからです。

しかし、病気にかかり自分の足で歩くことが難しくなれば一気に病気と向き合うのではないでしょうか?

それは、後手後手ですよ。何故病気になったのでしょうか?

それは、大体は生活習慣の積み重ねが原因として考えられます。ご飯を食べて歯を磨かないでいる生活を続けていると虫歯ができます。放って置くと痛みが出ます。酷くなると抜歯することになります。原因は口の中の菌を洗浄せずに菌のエサ(食べかす)を与え続けていたからです。

また、虫歯ができ歯医者へ受診して治療をしてまた同じ生活を続けているとどうなるかわかりますよね。虫歯ができます。歯を磨くという行動をしなければ繰り返されます。

身体の病気も同じですよね。健康に意識を持ち生活することで病気にかかるリスクを下げることが可能なのです。

つまり、健康とは病気にかからないようにするための生活習慣の目標であると私は思います。

 

健康でいるためには

 

まずは、食生活が大切です。人間の身体は食べ物を摂取することで出来上がっています。何を食べるかが大切なのです。好きなものだけを食べてお腹を膨らませるという行為はお粗末だと言わざるを得ません。

食のバランスが偏ると、口内炎ができてしまいますこれは、健康への警鐘だと思います。身体が教えてくれているんです。

顔にできるニキビといわれるものも似たような類です。高カロリーな食事を続けるとニキビができてしまう経験をしたひとも少なくはないと思います。

この様に人間の身体は、身体のリスクへの注意喚起を事前にしてくれているのです。

これらの好ましくない食生活を続けていると待っているのが、大病です。癌や糖尿病に脳血管疾患、心疾患などです。

 

そして、次に大切なのが運動をすることです。食べた物は黙っていても代謝されますがそれは基礎代謝量分だけです。

基礎代謝量以上のカロリーは、運動でカバーするのが有効です。ジョギングやウォーキングやサイクリングなどは、運動の中でも有酸素運動といわれるもで酸素を利用して脂肪を燃焼してエネルギーを消費します。また、筋トレは無酸素運動といわれ基礎代謝を高めてくれます。

 

次に大切なのが、精神をリラックスさせることです。ストレスがある生活を続けていると身体にも障害がでてしまいます。

ストレスで不眠症になってしまうと、体の代謝機能が乱れてしまいます。うつになってしまう可能性も出てきます。

今世界では、マインドフルネスに注目が集まってきています。あのスティーブ・ジョブスも瞑想を生活に取り入れていたのも有名な話です。

 

健康でない場合の生活

 

健康でなくなってしまう(病気になる)と働くことが難しくなってしまいます。経済力がなくなってしまうと、買いたい物が手に入らないという生理的欲求が満たされません。更に、住むところがなくなります。ゆっくりと寝ることができなくなります。つまり、安全欲求が満たされなくなります。

マズローの欲求5段階説でいう、下から2つの欲求ですら満たされなくなるので更に上の社会的欲求や承認欲求や自己実現欲求や自己超越欲求も難しくなります。

精神的にも参ってしまいます。

 

国民全員が不健康になると

 

極端な話をしますが、国民全員が病気(不健康)になり働くことができなくなると税金が入らなくなり財政が破綻してしまいます。税金で賄われているものが利用できなくなります。

・社会保障(医療・年金・福祉・介護・生活保護)

・公共事業関係(道路・港湾・住宅や下水道、公園、河川の堤防やダムなど、社会経済活動や国民生活、国土保全の基盤となる施設の整備に使われている)

・文教及び科学振興費(学校教育費など)

・地方交付税交付金等(警察・消防署、全国のゴミ処理費用、国民医療費の公費負担額)

・経済協力費(発展途上国の自立を支援している)

 

など日常の生活にかなりの支障が出てしまうことが容易に想像できます。

冒頭でお話しした様に、今の日本は超高齢化社会に突入しています。税金は働いているひとが主に負担をしています。これから先、働く人の人口がどんどん減っていってしまう時代なのです。如何に健康な状態でいて社会を守っていくのかは、全国民の使命とも言えるべきものだと思います。みんなで健康で仲良く幸せな生活をしていきたいですね。

 

健康かどうかを調べるには

 

自分の健康を調べるには、サラリーマンの方は会社の健康診断を積極的に受けましょう。また、企業によっては若年者は採血が項目に含まれていない場合もあります。健診に血液検査が追加できないか企業の担当者に確認してみるといいと思います。

一般的な健診では、貧血と肝機能と脂質と血糖値を調べることが殆どです。

健診を受けることにより、自覚症状がない状態でも体内の変化は何かかしら出てきます。もちろん異常なしのひとも沢山います。毎年受ける事に意味があります。

個人事業主の方や、働かれていない方でも地方自治体でとくとく健診などを実施しています。

それ以外にでも、医療機関へ行けばオリジナルの健康診断をやっているところも沢山あります。気軽に受付の方に聞いたり、お電話してみると教えてくれます。

健康診断は、医療保険が使用出来ませんが、いざ病気になってからかかるよりトータルで計算すると安くなるはずですよ。

万が一病気が見つかっても早期発見出来れば完治する確率も上がります。

日頃の生活習慣を見直す良いきっかけになると思います。

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