こんにちは、段々と寒くなってきましたね。みなさん暖房は使用していますか?
そんな中、自分ひとりだけ暑い、暑いと窓を開けたりしていませんか?
もしかしたら、更年期障害かもしれません。
目次
こんな不定愁訴は更年期障害かも?
・月経不順、無月経などの月経異常など
・のぼせ、ほてり、発汗、冷え、動悸など
・めまい、頭痛、不眠、耳鳴り、倦怠感、憂鬱感、イライラ感など
・腰痛、肩こり、関節痛など
・しびれ感、皮膚のかさつき、かゆみなど
・脂質異常症、骨粗鬆症
どうして更年期障害になるの?
加齢によって卵巣の機能が衰え、女性ホルモン(エストロゲンなど)が低下していくことが原因といわれていますが、色々な要因(ストレスや本人の性格など)や環境的要因(子供の自立や夫との関係、職場での人間関係など)も更年期障害の要因と考えられています。
更年期のさまざまな症状には自律神経失調症と深いかかわりがある
人間のからだの働きは、自分の意思でできる機能(動物機能)と、自分の意思では動かせない機能(植物機能)に大別されます。
このうち植物機能というのは、自律機能ともいわれ、私たちが意識しなくても、からだを保つために自然に調節してくれる機能です。
自立機能には、ホルモンの分泌をつかさどる内分泌系と、内臓や各種の分泌腺、血管などのはたらきを自動的に調節する役目をはたす自律神経系の2つの系統があります。
この2つの中枢は、両者とも間脳にあり、お互い影響しあっています。
したがって卵巣機能に異常がおこると、自律神経系にも異常がおこり、おのおのの支配下にある臓器のはたらきが悪くなり、そのため更年期で自立神経の失調がおこるのです。
更年期 障害かなと思ったら
日常生活をイキイキ過ごすことです。
日頃から規則正しい生活を心がけ、疲れやストレスをためないようにする。
趣味や生きがいを見つけ、積極的に人生を楽しむ、更年期はだれにでも訪れ、更年期障害はだれもが経験することだと気持ちを楽にもつなどして乗り切りましょう。
・ビタミンE豊富なナッツでホルモンバランスを正常化させよう
アーモンドやピーナッツをお茶の時間に食べたり、料理につかうなどして十分に補給しましょう。
※ビタミンEは、抗酸化作用もあります。
更年期障害の時に積極的に摂りたいもの
減少するエストロゲンを食べ物によって補給することもできます。
植物のなかにはエストロゲン様物質を含むものがあり、のぼせの改善、自覚症状ではわからない骨密度の減少や膣の組織が薄くなるのを防ぐのに効果があります。
植物エストロゲンの補給には、イソフラボンを含む大豆や大豆製品が効果があります。
・イライラや精神的な不安、ストレスなどを取り除くには、ビタミンC、カルシウム、マグネシウムなどが有効です。
・倦怠感や疲労感を取り除くにはにんにくが最適です。
にんにくに含まれるスコルジンは、体内の栄養素を燃焼させ、エネルギーにかえるため、体を元気にします。
にんにくに含まれるアリシンは、胃腸の働きを活発にして食欲不振を解消します。
漢方的な働きから
・イライラが続く人はしそやれんこん、ゆり根が効果的です。
いずれもヒステリー状態や神経の高ぶりを鎮める作用があります。
・動悸や肩こり、ほてり、めまいなどの症状がある人は、サフラン茶を飲んでみるといいでしょう。
サフラン茶は、さまざまな体の不調を緩和する効果があり、更年期障害で起こる複合的な症状にも効果があります。
よもぎや当帰の煎じ汁も温かいまま飲むと、更年期障害に効果があります。
更年期障害かもと思った時に注意するべきこと
ホルモンのアンバランスにより、閉経とともに太ってしまう、コレステロール値が上がってしまう、といった現象が起こることもあります。
マーガリンやバター、脂身の肉類などのほか、脂質を多く含んでいるクッキーやケーキ、パイなどのお菓子類を控え、食物繊維を多くとりましょう。
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