脂肪肝を甘くみないで‼︎肝臓がんになります。ダイエットしましょう。

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脂肪肝とは

肝臓に、中性脂肪(トリグリセライド)が蓄積した状態です。肝小葉の約3分の1を脂肪が占めるようになると、脂肪肝と診断されます。自覚症状は特になく、健康診断で偶然、発見されることが多いです。腹部超音波検査や腹部CTなどで、肝臓への脂肪の蓄積がわかります。

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脂肪肝の原因

過度の肥満を背景とした非アルコール性脂肪肝炎(NASH)
アルコール性脂肪肝炎(ASH)
糖尿病(DM)
稀に、副腎皮質ホルモン剤などによる薬剤性脂肪肝
急性妊娠性脂肪肝

脂肪肝炎の検査と診断

血液検査の肝機能を測る項目で、アルコール性脂肪肝ではAST(GOT)やγGTPが高値になります。それ以外では、ALT(GPT)が高値になります。これだけでは、脂肪肝と診断することができず、腹部超音波検査やCT検査と合わせて診断します。熟練した超音波検査士でしたらプローブをお腹に当てるだけで、脂肪肝かどうか経験でわかります。

※診断するのは、あくまでも医師です。

また、進行性の非アルコール性脂肪肝炎が疑われる場合は、腹部超音波を使用しながら、皮膚の上から専用の針を刺して、肝臓の組織を微量採取して調べる肝生検をすることもあります。

組織レベルで、検査することによって正しい治療ができるのです。

※検査は5分もかかりません。皮下に麻酔を使いその部分から専用の長い針を使用して刺して抜くだけです。(痛みは麻酔の注射の時だけです。)

脂肪肝炎が進行すると

脂肪肝は、自覚症がとくになく放置してしまうことが多いですが、このまま気づかないでいると。慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんへとなってしまいます。一年に1回は健康診断を受けるようにしましょう。実際に、私が務めている病院でも脂肪肝から肝臓がんを発症して肝臓がんの治療をした患者さんがいました。肝臓がんは、早期の場合だと自覚症状がありません。肝障害がありますと言われたら、まずは肝臓病に詳しい医師がいる病院で検査を受けられることをおすすめします。

肝炎の治療

原因に対する対策を講じることが大切です。これで、たいていの脂肪肝は解消し、健全な肝臓に戻ります。

・肥満、糖尿病、栄養過多が原因なら、食習慣の改善と適度な運動
・アルコールが原因なら禁酒を厳守
・薬剤が原因の場合は薬剤の使用を中止します

脂肪肝炎の日常生活の注意

脂肪肝は、その原因を取り除けば、回復できる病気でもあります。普段の食事を見直すとともに、運動不足の解消をはかることも大切です。

肥満の解消が勧められますが、極端なダイエットは非アルコール性脂肪肝炎を悪化させることが報告されています。まずは、1ヶ月に1〜2kgの割合で、現在の体重の5%を減らすことを目標にしましょう。さらに目標体重を達成したとしても、リバウンドをおこさないように、獲得した規則正しい生活習慣を維持するように注意しましょう。脂肪肝も栄養の摂りすぎがひとつの要因です。適度に食べて適度に運動しましょう。



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