皮膚アミロイドーシスとは、
アミロイドという線維性のたんぱく質が皮膚にたまる病気です。全身のアミロイドーシスの皮膚症状の場合と、皮膚だけにアミロイドがたまる場合と2パターンがあります。
かゆみの強いぶつぶつがおろし金のようにかたまってできたり、さざ波のような茶色い色素沈着が広がったりということがあります。
それでは皮膚アミロイドーシスになる原因はあるのか?
表皮の細胞が変性してしまいアミロイドに変化して、皮膚の中にたまってしまい発症します。
皮膚アミロイドーシスの検査と診断
検査は皮膚の組織の一部を採取して行います。そして皮膚の組織にアミロイドが蓄積しているのかを病理組織検査で特殊な染色を行い偏光顕微鏡を用いられます。
皮膚アミロイドーシスの治療
病変部にステロイド剤の軟膏を塗ったり、ステロイドを貼ったりします。
ただし、全身性アミロイドーシスでは予後が不良であり、腎不全や心不全をきたし死亡することが多いです。