「肌と健康」一覧

薄毛は、男性型脱毛症という男性ホルモンのテストステロンが関係していると言われています。ホルモンの調節が大切です。また、以前から女性でも髪の毛の分け目の地肌が目立ってきてしまっているこを気にしている女性が増えてきているのを感じます。頭皮環境を整えて育毛しましょう。

肌が乾燥していると、かゆみの原因となります。肌を清潔に保ち、保湿に心がけましょう。皮膚の外側に表皮がありその働きは、皮膚の水分を保つという機能があります。それにより、アレルゲンの侵入を防いでくれていたりしてくれています。睡眠不足やビタミン不足にも気をつけましょう。

じんま疹は皮膚のマスト細胞（肥満細胞）から主にヒスタミンという物質が出て、皮膚の毛細血管や神経に作用しておこります。そして、寒冷じんま疹とは、冷たいものに触れたりした場合にじんま疹が出てきます。身体を温めると、じんま疹がひどくなったりします。

アミロイドという線維性のたんぱく質が皮膚にたまる病気です。全身性アミロイドーシスの皮膚症状の場合と皮膚だけにアミロイドがたまるというふたつのパターンがあります。かゆみの強いぶつぶつがおろし金の様にかたまって出来たり、さざ波の様な色素沈着が出来たりします。

接触皮膚炎とは、からだの外からくる化学物質などが皮膚について、かゆみや痛みをともなって赤く腫れたり、ぶつぶつや水ぶくれができたりする皮膚の病気です。アレルギー性接触皮膚炎、接触蕁麻疹、光接触皮膚炎、光毒性接触皮膚炎などの種類があります。原因となる物を避けましょう。

皮膚は人間のからだのもっとも外側にあり、直接外界と接触していますから、体外のさまざまな物質の作用や力をいつも受けています。刺激物やかぶれやすい物質に触れて起こる反応が湿疹または皮膚炎です。抗原抗体反応によって引き起こされます。皮膚炎に受診しましょう。

血液中の白血球の1種であるリンパ球（T細胞・B細胞・ナチュラルキラー細胞）ががん化して、皮膚で増える病気を皮膚悪性リンパ腫と呼びます。病状が進行してくると全身のリンパ節が腫れたり、肝臓や脾臓も腫れ、皮膚には腫瘤が生じます。そして死に至る病気です。

色素性乾皮症とは、肌が露出している部位にしみがたくさんできやすく、皮膚が乾燥していて、普通の人の皮膚がん発生頻度と比べると数千倍高い頻度で現れます。残念ながら根治療法はありません。遮光に努めることが予防となります。子どものころの日焼けは注意です。

メラノーマは、メラニン色素をつくっている色素細胞のがんです。紫外線に長い時間曝されることによってメラノーマになる危険性があるとされています。日々の紫外線対策として、日焼け止めを塗ったり帽子を被ったり、肌の露出をなるべく控えるように心がけをしましょう。

皮膚は、外気と触れている部分には表皮があります。表皮は角化する細胞からできていて、5〜6層の厚みがあります。いちばん下の層が基底層で、この層の細胞が日夜分裂して新しい角化細胞をつくり、次々と上へ押し上げます。皮膚の表面は弱酸性なので、細菌が増殖しません。