変形性膝関節症って聞いたことありますか？
中高年での膝の痛みの原因として、もっとも多いものです。
膝関節の軟骨がすり減っていく病気で、半月板や靭帯を痛めた後に二次的におこることがあります。
そして誰にでもおこり得る変形性関節症です。
男性よりも女性に多くみられます。
元来、膝はO脚の人が多く、膝の内側の軟骨からすり減っていくことが多くみられます。
軟骨がすり減ると、さらにO脚が進行するという悪循環が生じます。
変形性膝関節症の症状とは
正座や椅子から立ち上がる時、歩き出す時、階段の上り下りなどに痛みが出ます。
ひどくなってくると、平地を歩くだけでも痛みが出るようになり、膝に水がたまって、腫れてきます。
更に進行すると、膝の屈伸が完全にできなくなってしまいます。
変形性膝関節症の対処方法
基本的には、膝関節に負担をかけることを少なくするように心がけます。
正座や無理な階段の上り下り、長時間のウォーキングはあまり好ましくありません。
肥満な人は、まずは減量を心がけましょう。
膝の周囲の筋肉を鍛えることも大切です。
サポーターや、湿布などの外用薬も有用です。
O脚で膝の内側に痛みがある場合は、靴の中敷きを利用して膝の外側に体重がかかるように調整することも有用です。
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