ある日、足の親指からの突然の痛み。を経験したことがある人もいるかもしれませんね。
痛風って聞いたことありませんか？
血液中の尿酸値が異常に高くなる高尿酸血症を基礎にして、足指関節の激しい疼痛を症状とする病気です。
痛風になる原因
・尿酸がつくりだされやすい体質で、値が上昇する場合。古典的なタイプと内臓脂肪型の人、過食、飲酒傾向が高い人にも多い。
・両方をあわせもつ場合。生活習慣病型はこの形をとりやすい。
痛風発作の特徴
我慢ができないほどの激しい痛みから始まります。足の親指の付け根の関節、アキレス腱、膝や肘の関節におこりやすい。
人によっては、発作直前にむずむず、ぴりぴり、などの前兆を自覚する場合があります。
通常、痛みは最初から激痛で始まり、1日以内に最大の痛みとなる特徴があります。この激痛は、軽いものだと3日くらい、ひどいと10日すると自然に軽快します。このため、放置してしまう人もいます。
また、思い当たる理由がないのに痛くなり、夜中に突然痛みだすことも多いものです。眠っている時に、血圧が下がり、血液の循環が悪くなることと、夜中は1日のなかでも体温が下がりやすい時間帯のため、尿酸の結晶ができやすいことが理由だと考えられています。
痛風と言われた時に気をつけたい食べ物
プリン体の多い食品やアルコール飲料はできるだけ避けましょう。
・豚ロース
・エビ
・カニ
・サンマ
・マグロ
・ヒラメ
・ビール
食品からのプリン体摂取は1日400mg以内を目標にしましょう。
野菜やいも類や果物や海藻類、牛乳などの食品を積極的に多くとることもおすすめです。
水分を多くとって尿量を多くしましょう。
高尿酸血症といわれたら(痛風）
プリン体を多く含んだ食べ物を控えるばかりではなく、1日の摂取エネルギーにも気をつけましょう。
生活習慣病が原因で高尿酸血症にもなりやすいと考えてください。
休肝日を設けましょう。（1週間に3日）
有酸素運動を定期的に行い内臓脂肪を減らしましょう。また、無酸素運動は、逆に血清尿酸値を上昇させるので避けましょう。
痛風といわれる尿酸の基準値
男女ともに、7.0mg/dlまでです。
痛風により、人工透析をせざるを得なくなる人もいます。早期に発見して、治療や生活習慣を改善しましょう。
私の従兄弟の話ですが、高校生の時に起床時に突然の激しい痛みを伴い家族に病院へ担ぎこまれ、受診した先の病院で痛風と診断されたというエピソードがあります。
もちろん、高校生だったので、飲酒はしていません。ただ、とても体格がよくお肉が大好きでたくさん食べていたみたいです。
体をよく動かす高校生でも、痛風になるんですから、普段から運動不足で生活習慣病にどっぷり浸かっている中年以降の人でしたら、尚更リスクが高まります。
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