寒冷じんま疹 寒暖差からじんましんが⁉︎

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除雪した後に、家に入って暖をとっていると急にじんましんが出たりしてビックリしたことがあるひといますよね?

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じんま疹とは

じんま疹は10〜20%の人が一生に一度は経験すると言われるほど多い皮膚の病気です。皮膚に小さな膨らみが急にでき、それが色々な形、大きさに広がり、周囲には赤みがみられます。そして強いかゆみをともないます。

だいたいは、これらの症状は数時間以内に消えていきますが、なかには1日以上残るものもあります。症状が激しいときには、稀に、喉の粘膜が腫れて呼吸困難になることもあります。

じんま疹がおこる仕組み

ほとんどのじんま疹は皮膚のマスト細胞(肥満細胞)から主にヒスタミンという物質が出て、皮膚の毛細血管や神経に作用しておこります。ヒスタミンは毛細血管に作用すると、血漿が血管の外に出て、皮膚の膨らみが生じます。ヒスタミンが神経に作用するとかゆみがおこります。ヒスタミン以外の物質が関係する場合もあります。

じんま疹がおこる仕組み、すなわちマスト細胞からヒスタミンが出る仕組みにはいくつかあります。大きくはアレルギー性と、アレルギー性でないものとに分かれます。

アレルギー性のものはIgEという血清中の抗体が関係しています。また、IgEやその受容体に対する自己抗体が関係するじんま疹もあります。そのほか、稀に補体と呼ばれる物質が関係するじんま疹もあります。この場合には、膨らみや赤みが長く残り、膠原病などの全身性疾患がかかわっている可能性もあります。

寒冷じんま疹とは

寒冷じんま疹とは、冷たいものに触れることによって引き起こされるものです。

除雪後や、スキー場へ行ったとき、スケート場、ワカサギ釣りなどでじんま疹がでたりとしたことがありませんか。

じんま疹の日常生活の注意

じんま疹を悪化させる原因となるもの、例えば飲酒、非ステロイド抗炎症薬の使用、温熱、ストレスなどは避けるように心掛けましょう。また、自分自身で悪化因子に気づいたときには、言うまでもなくそれを避けるようにしましょう。

じんま疹が出た時は、専門医の皮膚科の医師に受診して正しい治療をしていただいてください。

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