近年の生活習慣から、糖尿病になってしまう人が増えてきています。第二次世界大戦前の日本では、糖尿病はそれほど多くの人がなる病気ではなたったのですが、2006年の糖尿病実態調査によると、糖尿病の治療中、または検査で糖尿病が疑われる人は、820万人になります。
これに糖尿病予備軍をいれると、1870万人になります。
今や国民病ともいえる状況です。
昔から糖尿病は知られていました。世界では、ピラミッドができたころ、日本では平安時代に、すでに糖尿病のことが書かれた書物があったとの事です。その時代からあったなんて当時から貧富の差があったと考えられますよね?『貴族と農民』に『王族と奴隷』でしょうか。
糖尿病とは
尿が砂糖の様に甘い香りがするということです…
糖尿病 の型分類
1型糖尿病:子供を含め比較的若い人の発症が多いもの
インスリン依存型糖尿病とも呼ばれます
2型糖尿病:食べすぎ、運動不足などの生活習慣との関係が深いものです
インスリン非依存型糖尿病とも呼ばれます
日本で爆発的に増加しているのが、2型糖尿病です。
※インスリンとは、膵臓のランゲルハンス島β細胞で産生されるホルモンで血糖を下げる働きがあるものです。
血糖が上昇するメカニズム
食物として摂取された炭水化物は、体内で分解され、小腸から吸収され、最終的にブドウ糖になります。
私たちのからだはブドウ糖を主なエネルギー源として利用し、生命を維持しています。
ブドウ糖をエネルギー源として利用するには、血液にのって流れているブドウ糖を細胞の中に取込まれなければなりません。このときに働くのがインスリンというホルモンです。
インスリンは、膵臓のホルモンをつくる細胞の集まりである膵島にあるβ細胞から分泌されています。
このインスリンというホルモンが、必要なだけ分泌されなかったり、あるいはなんらかの理由でインスリンが十分に作用できなかったときに、血液中のブドウ糖が利用・処理されず、その濃度が高まり、尿の中にもブドウ糖が漏れて、排泄されるようになります。
糖尿病の症状
初期の症状としては、ほぼ自覚するものはないでしょう。糖尿病が進んでくると、喉が渇く、水分を多く飲みたがったり、だるい、痩せてくるといった症状がみられるようになります。
インスリンが不足して糖質の利用ができなくなると、エネルギー源として脂肪が使われ、代謝副産物として血液中にケトン体がたまってきます。
このために血液が酸性に傾き(ケトアシドーシス)、強い全身のだるさ、脱力感、吐き気などの症状が出てきます。
糖尿病が進むと、意識がなくなる糖尿病性昏睡におちいり、死亡する場合もあります。
糖尿病からの合併症
症状がないのに進行することから「サイレントキラー」と呼ばれたりするものがあります。
・糖尿病性網膜症
・糖尿病性腎症
・狭心症、心筋梗塞
・脳梗塞
・足の壊疽
糖尿病は早期発見でコントロールできます
今まで少し驚くようなことを言ってきましたが、適切な治療(食事、運動、薬物)による良好な血糖コントロール状態を維持すれば、これらの合併症が予防され、健康な人と同じような生活を送ることができます。
<食事で気をつける>
❶食事全体が低エネルギーであること
❷炭水化物、たんぱく質、脂質の三大栄養素をバランス良く摂取すること
❸ビタミンやミネラルなどが不足しないこと
同時に、不適当な食習慣を改め、正しい食生活を確立していくことも大切です。
1日で摂るエネルギーの量は、年齢や性別、運動量などの生活習慣などで変わってきます。
お米の置き換えダイエット
日本人が食事で食べることが多いのが、お米だという人がほとんどだと思います。
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